先輩教えて!
職員紹介
鹿児島中央家畜保健衛生所
令和4年3月現在
異動履歴
H30.4~ | 肝属家畜保健衛生所 |
R1.11~ | 北薩家畜保健衛生所 |
R3.4~ | 鹿児島中央家畜保健衛生所(現所属) |
ある1日の流れ
8:30 | 登庁 |
---|---|
9:00 | 検査に関する打合せ・検査準備 |
12:00 | 昼休み |
13:00 | ウイルス検査 |
16:00 | 検査結果集計・報告 |
17:15 | 退庁 |
18:00 | 散歩や読書 |
先輩教えて!Q&A
現在の仕事内容
県内各地にて発生した家畜伝染性疾病を対象に,疾病の原因究明を目的とした検査を行っています。部署内はウイルス,細菌,病理,生化学の4つの部門に分かれており,昨今よく耳にする豚熱などのウイルス疾病を対象とする検査を行っています。
県庁を志望した理由
鹿児島県は全国的にも家畜の飼養頭数が多く、畜産が盛んな県です。日頃口にしている畜産物がどのような現場で生産され,そこに獣医師がどのように関わっているのか興味があったことや,獣医師として県の畜産分野に貢献したかったこともあり志望しました。
これまでの業務で最も印象に残っていること
鳥インフルエンザ発生時の防疫対応が印象に残っています。防疫対応には獣医師職以外の職種の方とも協力し,家畜疾病の拡大を防ぎます。その際には,我々獣医師が多くの作業員を誘導し,作業内容の監督・指示を行います。その結果,無事に疾病の蔓延防止ができたときは安心しましたし,初めての経験だったのでとても印象に残りました。
仕事のやりがいを教えてください。
家畜疾病等により生産性の低下がみられた場合は,原因を究明し,その結果を説明します。その後,農家の方と一緒になって原因となる疾病の対策に取り組んだ結果,成果が出たときは達成感を得られました
県の技術職として働くことの魅力
牛,豚,鶏といった複数の家畜を対象に仕事をするため,それぞれの家畜の特徴や飼養方法,疾病等を学ぶことができ,広い視野が養われます。また、農家の方に飼育方法や疾病対策の指導を行う機会もあり,畜産物の生産現場を感じながら仕事ができます。
メッセージ
獣医職の仕事では,家畜の飼養指導などで実際に農家の方と話をする機会も多いです。こちらから説明するだけではなく,相手がどのような考えを持っているのか聞くことで互いの信頼関係が生まれ,仕事ができると思っています。また,仕事の幅が広く,様々なことを学ぶことができる職場です。みなさんと一緒に働けることを楽しみにしています。