先輩教えて！|鹿児島県職員採用ウェブサイト

病態に合わせた献立作成や食材の発注，栄養管理計画書の作成，病棟訪問，栄養指導を行っています。また，アレルギーへの対応や栄養カンファレンスやNST(栄養サポートチーム)などを通して多職種で食事について検討し，患者さん一人ひとりに合わせた食事を提供しています。

県の栄養士は，県立病院だけでなく，保健所での勤務もあります。治療を目的とした栄養管理と，県民の健康増進や疾病の予防といった両面から栄養士として役に立てるのでは，と思い志望しました。

栄養指導時には，否定することや禁止する内容はなるべく少なく，疾病や患者さんの状態に寄り添うことを心がけています。患者さんが継続できるような目標を一緒に考え，「これなら頑張れそうです」と前向きな言葉があると，栄養士としての知識が役に立っていると感じます。

旅行が好きで，コロナ流行前は，様々な地域の名物や旬な食べ物を楽しみに出かけていました。県外や海外旅行が自由にできるようになる日を楽しみに，世界遺産検定の勉強もしています。

栄養士として働く上では，「その地域の食文化」などの知識が，献立を作成する際や患者さんとのコミュニケーション，栄養指導時に役立ちます。
県内各地に異動があることも，様々な地域を知ることができるチャンスだとポジティブに捉えてもらえたらと思います。