先輩教えて！|鹿児島県職員採用ウェブサイト

虐待や非行，障害など，あらゆる問題で困っている子どもやご家族の支援に携わっています。話を聞くだけでなく，時には心理検査を活用して，客観的な情報から子どもの見立てを行うこともあります。

学生時代に発達心理学を学び，発達障害の子どもたちと関わる中で，子どもやそのご家族のサポートをする仕事に就きたいと思いました。また，大学で県外に出て生活する中で，改めて鹿児島の人や風土の魅力を感じたこともあり，志望しました。

子どもたちを見立てていく中で，「この子はこうすればできる」という強みを見つけていくことにやりがいを感じます。相談に来られるご家族の抱えている問題は難しいものが多く，状況がすぐに好転することは少ないですが，「ここは上手くいった」という部分を子どもや保護者の方と共有できたときはとてもうれしいです。

異動先には，児童相談所などの福祉分野や精神科などの医療分野といった様々な分野があります。経験豊富な先輩方に囲まれ，幅広い経験を積めるのは県庁ならではだと思います。

心理職の仕事は様々な方と関わります。時には障害に応じて伝え方を工夫するなど，柔軟に対応しなければならないと日々感じています。とても難しいことですが，職場の仲間に相談しながら，私も日々学んでいます。一緒に成長していきましょう。