もっと知りたい!技術職
土木
※本動画の撮影にあたっては、撮影時のみマスクを外しています。
※本動画の内容、テキスト、映像・音声等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
Mission [ミッション]
豊かな自然や多様な農林水産物に恵まれている鹿児島県。これらを生かした地域発展に向けては、人や物の移動をより一層スムーズにすることが課題です。
また近年、全国的に豪雨や台風等による大きな災害が頻発しており、人命や財産を守る防災対策も必要不可欠です。
県庁の土木職では、道路・港湾・空港などのインフラ整備、河川・砂防・急傾斜などの防災対策に取組み、人流・物流を支え、安心・安全な県民生活を確保していくことをミッションとしています。
Project [主な取組]
人流・物流を支えるインフラ整備
高規格幹線道路や地域高規格道路等のミッシングリンク(未整備区間)の整備を進めていきます。
近年では、東九州自動車道や都城志布志道路の整備により大隅半島の各市町が結ばれ、移動時間の短縮・定時性の確保等が図られたほか、北薩では甑大橋の開通により甑島列島がひとつに結ばれ、医療体制の確保や水産業・観光業の振興に大きく寄与しています。
安心・安全な県民生活の確保
近年、頻発化・激甚化している災害に対応するため、河川・砂防・急傾斜等の防災対策が急務となっています。
過去、浸水被害が頻発していた新川、平成5年8月6日の水害で大きな被害を受けた甲突川は河川改修が進み、近年では同規模の豪雨でも浸水被害を防止しています。
Operation [業務内容]
各地域振興局・支庁では、実際の工事の発注・施工管理をしながら、地元説明や調整などに従事し、本庁では、そのための事業計画、進捗管理や予算管理などに従事します。
県道などのインフラ整備は、発注者となる県、調査・測量・設計により図面を描き上げるコンサルタント、図面を基に構造物を造る建設会社(ゼネコン)の3者で進められます。
県庁の土木職では、時には数億円もの大規模な予算を管理し、コンサルタントと設計協議を行いながら図面を仕上げ、ゼネコンと協議・調整を重ねながら構造物を造るという業務に従事します。
県・コンサルタント・ゼネコンの3者が「ONE TEAM」となって共同作業を進め、地図に道路や空港・港湾が刻まれていく過程に携わることのできる、とてもやりがいのある仕事です。