教えて県庁!お仕事LIVE
[MISSION60]保健福祉部「社会福祉課」を紹介します!
2024-12-26
「社会福祉課」のみなさん
Q.最大のミッションは?
「誰もが役割を持ち,自分らしく活躍できる地域コミュニティが育成され,助け合いながら暮らすことのできる地域共生社会の実現」です。
社会福祉課は4つの係,2つの班で様々な業務を担っています。そのうちいくつかをご紹介します。
Q.仕事の内容は?
○福祉企画係では,調整事務のほか,災害で被災した方への国や県の救済制度を活用した支援金の支給や災害派遣福祉チームの派遣等による被災者支援に取り組んでいます。
○調査援護係では,戦没者の遺族等に支給される給付金の支給や戦没者の追悼式を実施しています。
<県戦没者追悼式>例年多くの方に御出席いただいています。
毎年8月15日に東京で開催される全国戦没者追悼式や沖縄での県戦没者追悼式に,御遺族の方と一緒に参列しています。
○恩給係では,恩給に関する相談や調査,軍歴資料の交付,北朝鮮による拉致問題の周知・啓発などに取り組んでいます。
北朝鮮人権侵害問題啓発週間等チラシ
商業施設の協力を頂いて拉致問題啓発のためのパネル展を実施
○指導監査班では,社会福祉法人,社会福祉施設において,利用者のニーズに応じた良質で適切な福祉サービスが提供されるよう,監査に関する事務や担当職員向けの研修・会議,関係団体との意見交換などを行っています。
○生活保護班では,県や市町村の設置する福祉事務所に対して監査を行い,全ての国民に対して無差別平等に最低限度の生活を保障する生活保護制度の適正実施の確保に取り組んでいます。
<監査の様子>市町村等に伺って資料を見せていただき,お話を伺います。
監査後は気になった点などの所感をお伝えし,後日文書で結果をお知らせします。
Q.最近特に力を入れていることは?
令和8年度には,介護人材が県内で約2,600人不足すると推計されています。そのため,地域福祉支援係では,介護人材の確保対策に取り組んでおり,最近は特に外国人介護人材確保に積極的に取り組んでいます。
今年(令和6年)9月には,在留資格などの制度や外国人材の受入れの方法が分からないといった介護施設の方々の声を受け,介護事業者向けに「外国人介護人材受け入れセミナー」を初めて開催しました。
今後も,関係団体の皆様の御意見やニーズを聞きながら,外国人を含めた介護人材確保事業に取り組んでいきます。
介護の仕事への就業促進のため,研修や就職相談会などの様々なイベントを行っています。
Q.仕事のやりがいは?
介護施設で働いている外国人職員や,介護福祉士になるために学校で勉強している留学生とお話をする機会がありますが,皆さん笑顔で仕事や勉強に一生懸命取り組まれていて,そういった鹿児島で頑張っている外国人の皆さんの支援ができることにやりがいを感じています。