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令和６年７月９日（火）に実施した令和６年度県職員採用試験（大学卒業程度）第２次試験の専門試験のうち，「化学Ⅰ」区分の試験問題について，下記のとおり出題誤りがありました。

記

１　出題誤りの内容
「無機系化学分野」のイオン式を扱う設問において，設問と関連のない文章を記載してい
　たもの
誤：固体の塩化鉛(Ⅱ)を純水に溶解させたときの溶解平衡状態について，イオン式を用い
　　　　 て表しなさい。
　　　　 ただし，酢酸の酸解離定数（電離定数）Kaは，1.8×10^－５mol/L，log₁₀２＝0.30，
　　　　 log₁₀３=0.48であるものとする。

正：固体の塩化鉛(Ⅱ)を純水に溶解させたときの溶解平衡状態について，イオン式を用い
　　て表しなさい。

２　今後の対応
(1) 採点方法
受験者が不利益を被らないよう，当該設問は全員正解として採点を行います。

(2) 再発防止
本委員会としては，今回の誤りを重く受け止め，試験問題の作成に当たり，確認作業を
　 より一層厳格に行うことにより，再発防止に努めます。