先輩教えて!
職員紹介
黒江 宥冶 環境保健センター 食品薬事部
令和3年3月現在
異動履歴

H27.4~ | 大隅地方振興局保健福祉環境部 |
H29.4~ | 南薩地域振興局保健福祉環境部 |
R2.4~ | 国体・障害者スポーツ大会局施設調整課 |
R2.9~ | 環境保健センター 食品薬事部(現所属) |
ある1日の流れ
8:30 | 登庁・検査機器のチェック |
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9:00 | 前日の検査結果を解析 |
11:00 | 試薬調製,検体準備 |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 動物用医薬品検査(魚介類) |
16:00 | 保健所からの検体受付,前処理 |
17:15 | 退庁(夕日に映える桜島を眺めながらサイクリング) |
18:00 | 妻と買い物 |
19:30 | 夕食 |
先輩教えて!Q&A
現在の仕事内容

食中毒発生時の原因究明,畜水産物の残留動物用医薬品検査,農産物の残留農薬検査,加工食品の食品添加物検査,魚介類の水銀検査等を実施し,有害な化学物質が食品に基準値を超えて残留していないかを調べています。
県庁を志望した理由

大学時代の東南アジア研修の際,屋台で食事をした翌日,同行していたメンバーが次々に体調を崩した出来事(食中毒だったかも?)がきっかけです。食品衛生管理の重要性を再認識し,地元鹿児島の食の安心安全を守りたいと思い,「食品衛生監視員」として働くことができる県庁を受験しました。
これまでの業務で最も印象に残っていること

全国・障害者スポーツ大会局では,両大会で提供される食事の安全を守るための仕事をする機会をいただきました。
様々な分野のスペシャリスト達が職種の枠を超えて,同じ目標に向かって協力し合い,県政に貢献する姿を間近にして,技術職としてもっと専門知識を深め,成長しなければいけないと奮起させられる期間でもありました。
仕事のやりがい
保健所では,子どもから大人まで様々な方を対象に衛生講習を行う機会があります。
当初は,目上の方へ何かを教えることが恐れ多く,本当に自分の話が受講者のためになっているか不安でしたが,「ためになった」「帰って職場や家族に話したい」と言葉をいただけたときは,人に教える仕事のやりがいを感じられました。
県の技術職の魅力はココ

所管する現場は,「かごしまの食」を世界に輸出する大規模加工施設,育ち盛りの子どもたちを支える学校給食施設,患者や入所者に特別食を提供する医療福祉施設,昔ながらの地元に愛される飲食店など,幅広いです。そこで働く方々のプライドを間近で感じ、尊敬できるからこそ,少しでも自分の知識や経験でサポートしたいと思える魅力があります。
プライベートの過ごし方

絶景の海で朝日を浴びながら釣りあげた魚を,自宅で妻と一緒に味わうことが一番のリフレッシュ方法です。(※魚釣りは食品衛生監視員としてのスキルアップの一環です!)
メッセージ
食品衛生行政は,伝統的な食品を守り続ける一方で,日々新たな商品や流通形態に対応すべく,常に時代に即した食品衛生管理が求められています。 ぜひ皆さんの活力を,「かごしまの食を守る」ために生かしてみませんか?