先輩教えて!
職員紹介
前田 早紀 こども総合療育センター
令和2年3月現在
異動履歴

H29.4~ | こども総合療育センター(現所属) |
ある1日の流れ
8:30 | 当日の診療に関する打合せ |
---|---|
9:00 | 子どもの行動観察、面接、保護者との面接 |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 心理検査実施、保護者へのフィードバック |
15:30 | 心理所見作成 |
17:00 | 翌日担当分のカルテ情報確認 |
17:15 | 退庁 |
19:00 | 同僚と食事 |
先輩教えて!Q&A
現在の仕事内容を教えてください。

医師の指示のもと発達に課題のあるお子さんのアセスメントを行っています。具体的には,遊びの様子を観察したり,面接で話を聞いたり,心理検査を実施したりしています。また,得られた情報を保護者や時にはお子さん自身にお伝えし,特性に合わせた支援や工夫について一緒に考えていくことも仕事の一つです。
県庁を志望した理由を教えてください。
学生時代に発達心理学を学んだり発達障害の子どもたちと関わったりする中で,子どもたちの成長やそのご家族のサポートをする仕事に就きたいという思いが生まれました。また,大学で県外に出て生活する中で,改めて鹿児島の人や風土の魅力を感じたこともあり,鹿児島県庁の心理職を志望しました。
これまでの業務で最も印象に残っていることを教えてください。
保護者向けの学習会の運営が印象に残っています。普段の診療では1回限りの面接で終わることも多いのですが,学習会は8回シリーズで実施したため,保護者や子どもの変化まで聞くことができて,私自身の学びにもなりました。
仕事のやりがいを教えてください。
子どもたちのアセスメントの中で,「この子はこうすればできる」という工夫の仕方を見つけていく作業はやりがいを感じます。また,面接時は不安そうだった保護者の方が後日「教えてもらった方法で上手くいきました」と明るい表情で報告してくださったときはうれしい気持ちになりました。
仕事とプライベートの両立のために心がけていることを教えてください。

プライベートの楽しみがあることでより一層仕事を頑張れている部分はあると思います。私は音楽が好きなので,友人と週末にカラオケに行くとストレス発散になります。また,社会人になってから音楽フェスや好きなアーティストのライブにも行くことが増えました。
受験者へ向けてメッセージ・アドバイス

私は発達障害の方への支援に興味を持って入庁しましたが,心理職の異動先には児童相談所や精神科の病院など様々な分野があります。経験豊富な先輩方に囲まれながら,様々な経験を積むことができるのは県庁ならではだと思います。