獣医師

もっと知りたい！技術職

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日本トップクラスの畜産県である鹿児島県では、鹿児島黒牛、かごしま黒豚、黒さつま鶏など、世界に誇れるブランドを有しています。畜産を取り巻く環境の変化に対応し、鹿児島県が良質な食肉等の生産地として持続的に発展していくために大きな役割を果たしているのが「獣医師」です。

県庁の獣医師職は、畜産分野、公衆衛生分野において重要な役割を担い、食の安全、そして畜産に関わる全ての人々の生活を支えています。

６つの家畜保健衛生所において、家畜の生産性向上と安全な畜産物の生産を図るとともに、農家への巡回指導等による家畜伝染病の侵入防止対策や、万一の発生に備えた防疫体制の強化に努めています。

また、畜産試験場等では、飼養管理技術・育種改良等の試験研究にも取り組んでいます。

７つの食肉衛生検査所において、疾病排除と衛生管理の両面から食肉の安全性を確保しています。

また、県内の輸出認定施設においては、輸出相手国の要件を満たす高度な検査・衛生指導を行っています。

動物愛護管理推進計画を定め、動物愛護思想や適正飼養の普及啓発に努めているほか、狂犬病予防業務にも取り組んでいます。

本庁では、国等と連携し、家畜保健衛生所及び畜産試験場等を統括する業務に従事します。

家畜保健衛生所では、家畜伝染病の発生予防、まん延防止、細菌やウイルス等の検査、試験、家畜改良増殖に関する指導、動物用医薬品の適正使用に関する監視指導等に従事します。

畜産試験場、肉用牛改良研究所では、家畜の飼養管理技術の開発、胚移植技術やDNA解析に関する研究、優良種雄牛の造成等に従事します。

本庁では、食肉衛生検査所及び保健所等を統括する業務に従事します。

食肉衛生検査所では、と畜検査及び食鳥検査業務、と畜場及び食鳥処理場に対する衛生指導等に従事します。

保健所、動物愛護センターでは、動物の愛護及び管理に関する業務、狂犬病予防業務、動物愛護思想の普及啓発、適正飼養の普及啓発等に従事します。